避難指示に統一!|避難情報に関するガイドラインが改定されます

防災コラム
ニッカ

ユズ先生!
避難情報が改定になるらしいんだけど
なんのことかサッパリ・・・

ユズ先生

あらら・・・
避難情報をキチンと理解しておくことは大切ですよ

台風や大雨のとき、気象庁から発表される「気象情報」をもとに、各市町村等が行動指南型の「避難情報」を発令します。

その「避難情報」が、令和3年5月20日から改定されることが発表されました。
では、実際どのように改定されるのでしょうか。

この記事では、避難情報の改定について分かりやすくお話しします(=゚ω゚)ノ

この記事でわかること
  1. 避難情報の「避難指示」と「避難勧告」が「避難指示」に統一されます!
  2. 防災気象庁報について解説しています
  3. 2種類の避難方法について解説しています
目次

避難情報について

ユズ先生

大雨などで災害の恐れがあるときに発令される避難情報が
わかりやすいように改定されます

避難情報の改定

これまでの避難情報では、災害の危険性を示す5段階の警戒レベルでは、「避難指示」と「避難勧告」が同じレベルの位置付けとなっていて、違いがわかりにくく、避難すべきタイミングでの逃げ遅れにつながることが多く問題視されていました。

2019年の東日本台風(台風19号)の被災者を対象とした内閣府のアンケートでも、「避難勧告」と「避難指示」の両方を正しく理解している人は18%にとどまっています。

今回の改正では、この「避難指示」と「避難勧告」を「避難指示」に統一され、「高齢者等避難開始」が「高齢者等避難」に変更されました

ちなみに、避難指示と避難勧告の見直しは、1961年の基本法制定以来初めてだそうです。

避難情報改定
※市町村が災害の状況を確実に把握できない等の理由から、警戒レベル5は必ず発令されるものではない
※警戒レベル3は高齢者等以外の人も必要に応じ普段の行動を見合わせ始めたり危険を感じたら自主的に避難するタイミングである

警戒レベル4で危険な場所から全員避難するようにしましょう。

避難に時間がかかる高齢者や要支援者は、警戒レベル3で危険な場所から避難するようにしましょう。

「警戒レベル5」はすでに「災害が発生・緊迫」している状況

警戒レベル5は、すでに安全な非難ができず、命が非常に危険な状況です。

警戒レベル5は、市町村が災害の発生・切迫を把握できた場合に可能な範囲で発令される情報であり、必ず発令される情報ではないので、発令を待っていてはいけません。

警戒レベル4で必ず避難を終了させるようにしましょう。

「警戒レベル3」は「高齢者」だけの情報ではありません

「高齢者等」は支援を必要とする障害のある人や、避難を支援する人も含んでいます。
また、高齢者以外の人も、必要に応じて普段の行動を見合わせたり、避難の準備をしたり、自主的に避難するタイミングです。

あらかじめ準備をしておき、早めの避難を心掛けましょう。

豪雨時の屋外避難は危険

豪雨の時は、むやみに屋外へ出るのはとても危険です。
その場合は、自宅で一番安全なところ(2階の崖と反対側の部屋)へ避難しましょう。

車に乗っての移動も危険ですので、しないようにしましょう。

防災気象情報の役割について

ニッカ

避難情報気象情報ってどうちがうの?

防災気象情報は、気象庁から発令されます。

市町村等が発令する避難情報の発令判断の元となる役割があります。

防災気象情報は、気象庁から発令され、その情報を元に、避難情報各市町村等から発令されます。

防災気象情報

警報などの気象情報は、テレビ、スマートフォン、携帯電話、ラジオなどで情報を得ることができます。

台風・大雨の際の避難行動は水平と垂直の2つ

ユズ先生

避難する場合は、昼間の明るいうちで、雨風が酷くなる前に避難するようにしましょう。

また、避難は水平避難垂直避難があります。

状況に応じて、ベストな非難を行いましょう。

立ち退き避難

土砂災害や洪水などが発生する前に、土砂災害警戒区域や浸水想定区域の外にある安全な場所へ移動する水平避難である「立ち退き避難」が避難の基本です。

近くの避難所や知人の家や安全な場所へ徒歩で避難します。

その際、危険な河川・水路・海岸などには近づかないようにしましょう。

もし、屋外に出るとかえって危険な場合はや、すでに安全性の高い建物にいる場合は、「立ち退き避難」から「屋内安全確保」に切り替えましょう。

屋内安全確保

建物の2階以上、浸水や土砂が流れ込む恐れのない上層階など、屋内の少しでも安全な場所へ避難することを、垂直避難である「屋内安全確保」や「自宅避難」と言います。

土石流が想定される場所では、通常の木造家屋は全壊する可能性があり、非常に危険なので、近くの丈夫な建物の上階に避難しましょう。

「屋内安全確保」に切り替えるタイミングは、時間帯や屋内外の状況をもとに判断します。
・夜間で周囲が暗く、屋外へ出ると危険な場合
・自宅の周辺がすでに増水していたり、雨足が強いため、屋外へ出るとさらに危険な場合
・既に安全性の高い建物にいる場合

まとめ:情報は正しく知って上手に活用しよう

ニッカ

避難情報の「避難指示」と「避難勧告」が「避難指示」に統一されてわかりやすくなったね!

ユズ先生

安全に避難できる昼間に早めの避難が大事ですよ

避難情報は、各市町村から発令されるので、直接自分に関わる情報です。

また、災害は自宅にいる時に起きるとは限りません。
普段から、自宅だけでなく職場や学校などの、生活圏のハザードマップを確認しておきましょう。

参考:ハザードマップポータルサイト

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この記事を書いた人

ニッカのアバター ニッカ 日本防災士機構認定防災士

阪神淡路大震災を18歳で経験。
2017年から防災士として地域で活動しながら、人とのつながりの輪を広げています。
日常で常に防災を意識し、生活に根差した防災を目指し、日々模索中。

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